沿革
鳴海城は山口教継の寝返りによって今川氏の配下となります。
織田信長はこれに対抗すべく、鳴海城を取り囲むように丹下砦、善照寺砦、中島砦、の三砦を築き、さらに大高城との連絡を絶つべく、大高側に丸根砦、鷲津砦を築きました。
善照寺砦には佐久間信盛、信辰兄弟が配置されました。砦の建築は孤立した前線基地へ敵勢をおびき寄せる目的もありました。
信長が桶狭間に今川義元を攻撃する際、善照寺砦に兵を集めたといわれます。
砦は一辺50メートルの堀と土塁を巡らせた館型でした。現在の城跡は善照寺砦公園として整備されていますが遺構は直接確認できません。
現在の善照寺砦
アクセス
住所:〒458-0801愛知県名古屋市緑区鳴海町砦3
最寄駅:名鉄名古屋本線 鳴海駅
鳴海駅から徒歩15分(鳴海駅から徒歩圏内)
クルマ:駐車場はありません
見学時間:10分
私は鳴海駅から中島砦、丹下砦、鳴海城と一緒に徒歩で向かいました。
鳴海駅 ー徒歩5分→ 中島砦 ー徒歩12分→ 善照寺砦 ー徒歩20分 →丹下砦 ー徒歩10分→
鳴海城 ー徒歩5分→ 鳴海駅
と徒歩で回りました。
鳴海城と取り囲む砦の位置関係を確認しながら訪問するといいと思います。
(2022年12月訪問)
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