中島砦

史跡

沿革

 鳴海城は山口教継の寝返りによって今川氏の配下となります。
織田信長はこれに対抗すべく、鳴海城を取り囲むように丹下砦、善照寺砦、中島砦、の三砦を築き、さらに大高城との連絡を絶つべく、大高側に丸根砦鷲津砦を築きました。
 永禄3年5月19日(1560/6/12)今川義元の尾張侵攻に対して、清洲城を出陣した信長はまず丹下砦に入り、次いで善照寺砦に兵を集結させます。中島砦に移動したのち、桶狭間の今川義元本隊に攻撃を仕掛けました。

 扇川と手越川の合流地点に位置し、一帯は宅地化されていて、個人宅の庭に昭和2年(1927)に鳴海町により建立された「中島城址」の石碑があり、個人の方のご厚意により訪問することができます。

現在の中島砦

アクセス

住所:〒458-0801愛知県名古屋市緑区鳴海町下中13
最寄駅:名鉄名古屋本線 鳴海駅
    鳴海駅から徒歩5分(鳴海駅から徒歩圏内)
クルマ:駐車場はありません
見学時間:5分
※個人宅の敷地内になります、短時間の節度ある見学を心掛けましょう。

私は鳴海駅から善照寺砦、丹下砦、鳴海城と一緒に徒歩で向かいました。
鳴海駅 ー徒歩5分→ 中島砦 ー徒歩12分→ 善照寺砦 ー徒歩20分 →丹下砦 ー徒歩10分→
鳴海城 ー徒歩5分→ 鳴海駅
と徒歩で回りました。
鳴海城と取り囲む砦の位置関係を確認しながら訪問するといいと思います。
(2022年12月訪問)

①中島砦 ②善照寺砦 ③丹下砦 ④鳴海城

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